R+J

着いた日は生憎の曇りだったけど
この日は天気にも恵まれて
少し陰気に見えた街が明るく見えた
私の泊まっていた17階からは街が一望できた
街中に緑も多いし 良い街なんだろうな



29日 公演の日



劇場に着くと こんなサインが・・・
なんか国の背景を見た感じ



劇場はUltima Vezを見た国立劇場とは違う所
もっとモダンな作りで日本のホールの様
客席数は3000席ほどらしい
確かに多かった



レッスンをしてから
照明やスペースのリハーサル
私は・・・見学


今回のブルガリア・ツアーの2公演
ソフィア公演は参加しなかった
出発の2日前にイタリアの滞在許可書の更新を完了
書類がなかったらイタリア出国は出来なかった
だから 最終的にはツアーに参加できたから良かったけど
出来るなら いつも通り自分のパートを踊りたかった
許可書の関係でリハーサルも「私なし」バージョンで進めてた
直前まで私が参加できるか分からなかったせいで
結局 初日の公演は「私なし」バージョン


シーズン初公演だった
ダンス・フェスティバルだった
だけど しょうがない
今後だって 嫌という程 R+Jは踊る事だし
そう自分を言いなだめながらも
思いは堂々巡り


実際 初めて客席からRomeo and Julietを見た
スタジオでリハーサルを見ていたけれど
知らない細かい部分があったり
照明や舞台装置のエフェクトなどは
こうして客席から見るまで知らなかった
そういう意味では 今回のは貴重な機会でもあって
毎回起こるのは嫌だけれど
一度くらいなら 勉強になるなと感じた
広いステージだった事もあって
全てがクリアーに見えたし
3年間踊っている作品なだけあって
振付の良い部分も悪い部分も分かってるつもりだった
けど 自分が踊るシーンの照明の効果が素敵な事
カップルが入れ替わり出てくる 愛のシーンは
その照明の効果で より振付が際立つ
こういう事は知らなかった
作品の最後がまるで映画の様な情景で
それを作品の最初から最後まで見たからこそ
このフィナーレの効果があるんだと・・・


シーズン最初の公演を
ツアーに参加できたのに踊れなかった事は
何とも理不尽で残念だったけれど
ただの無駄な時間にはならなかったと思いたい