self

踊っている時の自分が居る場所や瞬間って
何にも変えられない
何にも肯定も否定もされない
それくらい絶対的なもの、そんなふうに今日思った




余計な考えだとか
感情だとかに邪魔されることもなく
ただ虚心で踊っている私
こう踊りたいとか
振付や演出の詳細だとかもあるけれど
そういうのは前提というか
緊張や興奮もあるけれど
音楽がかかって、踊るとなると
もう考えや気持ちは消えて、正に全身全霊
むしろ空っぽなのかな
だから、踊ってる時は丸裸に近いんじゃないか
だから、より一層自分自身なんじゃないか
何だかそんなふうに思った


ドイツだろうが、イタリアだろうが
たとえ、それが日本だろうが
周りに誰がいようが、いまいが関係なく
踊っている場所が私の唯一の居場所な気がした
別に淋しいことを言ってるわけでも
かっこいいことを言おうとしてるつもりでもなくて
本当にただそんなふうに思った
きちんと踊れてるかとか、踊れてないとか
もうそういう問題でもなくて
ただ踊ってる私は何にも脅かされずにいる様な・・・


難しく考えようと思ったわけでもないのに
自分でも分からないけど
こんな考えというか
こんな気持ちに何故か行き着いた
そうなった理由はきっと
踊ることが好きで
そのことで成長したい
頑張りたいって気持ちが強くて
それだけは何があっても揺らがないからだと思う
だから、下手なりに、不器用なりに
何があってもずっと続けていけるんだと思う
めげずに、ただひたむきに