GAGA

神戸には8月16日から9月1日まで滞在した
期間がここまで長かったのは
振付家オハッド・ナハリンが考案した
GAGAのワークショップが
18日から31日まであったから
週末は休みだったけれど
初日からショーイングは実に2週間

GAGAとの出会いは最近で
Aterballettoでの'07-'08シーズンの
レパートリーにオハッド作品が入った事により
作品の振り写しが始まった4月から
最初はオハッド作品のリハーサル・ディレクターで
レパートリーをもらったカンパニーに教えに来る
稲尾さんを通して初めてGAGAをやった
オハッド考案だから
当然と言えば当然であるが
彼の作品にはGAGAの要素が含まれている
GAGAが作品をやっていく上での基盤
・・・というべきかな


言葉にすると漠然としてしまうけれど
実際にGAGAを体験してみると
自分の身体がより動くのを感じる
素直に動いていってくれる
考えるよりも早く
筋肉や骨 身体を構成してる全てに伝達されて
それこそ本能のままの動物の様な・・・
自分の頭で思い描く動き
それをなぞっていくと言うより
身体細部への伝達が早くなる感じなんだ
それが素直っていうこと
動く事をただただ楽しんで踊れる
身体的な感覚や想像力が
GAGAによって呼び起こされて
鍛えられていくから


けれど やはりたった2週間なので
全てをマスターしたわけではないけれど
オハッド作品の振り写しに合わせて
GAGAをやっていた4月からの1ヶ月半よりは
集中的に学べた事は貴重だと思う


自分の動きに引き出しが増えていく
1時間近く動き続けるクラス
それが先生の出す順番を覚えるでもなく
先生の言葉からの情報を
身体で処理して体現していく
即興的に動かされていく
それをいかに活用していくか
そこが一番大事だなと・・・
2週間みっちりと受ける事が出来て良かった

GAGAについて
GAGA JAPANサイトより
http://www.gaga-japan.org/about-gaga.htm
http://www.gaga-japan.org/gaga-dancer.htm