Santiago Calatrava

Santiago Calatravaによる歩道橋



Reggio Emiliaに住んでいる私達にとっては
お馴染みで親しみあるカラトラバ
レッジォ・エミリアでは高速道路の近くに橋があって
遠出の公演の帰りにいつもバスで橋の近くを通る
私達がこの近くを通る時はいつも夜で
白くて綺麗な曲線の橋がライトアップされて
暗くなった空をバックによく映える
きっとビルバオのこの歩道橋も夜が一番映えるんだろうな



レッジォの橋は車道なので
実際に橋をまじまじと眺めながら渡った事はないけれど
ビルバオの橋は歩道橋なので実際に渡ってみる
ホテルから美術館に向かう途中にカラトラバがあって
この歩道橋を渡ると美術館に辿り着く



レッジォの橋
テネリフェのオペラハウス
そして ビルバオの歩道橋と空港
これしか見ていないけれど
彼の作品はいつも白くてシンプルな印象
でも そのシンプルさの中に彼の厳密な仕事が見えるよう
遠くから見た時に見える華奢な放射線の様な線や
不思議に浮いた翼の様な部分
実際に歩道橋を渡りながら見上げると線が流れてる



そんな事を思いながら美術館に向かっていると
撮影している人達を見かけた
独特なラインで印象的なカラトラバは
撮影には持ってこいなんだろうな
あの写真を撮られていた人は一体誰だったんだろう
雨の日に黒い傘で笑顔の老人