Romeo and Juliet by Mauro Bigonzetti

愛 情熱 闘争 運命 死
この5つがテーマとなって構成されている


モンタギュー家も キャピュレット家も存在せずに
舞台に立つ20人のダンサーが ロミオであって ジュリエットである
もしかしたら どちらかに属しているようで 属していない マキューシオかも




若い2人は出会い
愛は燃え上がっていき
情熱のままに両家の反対を押し切る
2人を囲む世界の闘争を避けつつも切っては切れず
運命のままなのか 運命に抗おうとしたせいでの結末なのか
死というもの迎えて一緒になる2人




多くの回数の公演をこなしていると
踊る事が目的となっていて 物語を失いそうな気がしてくる




どうして こういう振付で作品が創られたのか
どうして こういう解釈に落ち着いたのか


忘れてはいけないなと


photos: Fabian